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Haircut One Hundred
Love Plus One

Haircut One Hundredというと、
フィッシャーマン・セーターを着たイメージが強いから、
なんだか夏っぽく無いのだけれど、音はしっかり夏向きで、
湿気でむんむんの日本の夏とは程遠いイギリスのさわやかな夏を想像できる。

ニック・ヘイワードの甘〜いマスクが女の子達に、ファンカラティーナなテイストが
ニューウェーブ好き、とその共々に受け入れられて当時日本でも流行ったらしい…

80年代前半のイギリスのしゃれたポップグループの夏ソングと言えば、
これと、スタイル・カウンシル「Have You ever had it Blue」、ワム「クラブ・トロピカーナ」。
この3曲を適当にカーステレオから流しておけば、隣に乗せた女子から「何かおしゃれな選曲ね」
なんて言われて好意を持ってもらえそうな気がするけれど、
本当はそんなことない(ワムはしゃれてないし男からモテるだけだ)。
これはただ、僕が非常に好きなのとその様な妄想をこじらせるだけの威力がある曲ってだけ。

日々そんな妄想をしていたおかげで、よく自分なりにシチュエーションに合わせ、
カセットテープにレコードからダビングしたものだ。
A面からB面に変わる時に、曲の途中で切れるのはマナー違反なわけで、
いかに各面余分を出さずそして途切れずに、ギリギリまで曲を入れるかを考えながら、
曲の構成をしていくことが実に楽しかった気がする。
いや楽しかった。

今ではまったくそんなことをしなくなったけれど、
この時期作った何本かのテープの中にこの曲は必ず入っていたのは確かなくらい夏向きだ。
そしてこの曲を聴きながら気になる女の子のことと、秋に着るためのフィッシャーマン・セーターのことを考えていたような気がする。

となると、Love Plus Oneの「one」とはフィッシャーマンセーターのことだろうか?

Haircut One Hundred"Love Plus One"
Haircut100.jpg
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Trash Can Sinatras
Trash Can Sinatrasの1stアルバム"CAKE"。
1990年にGO diskからリリース。

アルバム通してすばらし。
キラキラ感がたまらなく美しいアコースティックギターサウンドに澄んだボーカル。
その上、耳馴染みの良い湿っぽくなりすぎていないメロディが嫌み無く心に届いてくる。
全てがバランス良く揃った最高傑作だと思う。

90年と言えば、UKインディー界でかなりの傑作が揃った年だったけど、
純正アコースティックサウンドでアルバム通してバランスが良かったものはこれか、
Lilac Time "All love and love for all"。

Trash Can Sinatrasは、いわゆる「ネオアコ」ど真ん中とされるバンドなのだけれど、
この「ネオアコ」って言葉は誰がいつ言い出したのかが分からないが、
未だにこの「ネオアコ」って言葉には抵抗感を感じてしまう。

同じ様に、「スケボー」って言葉にも抵抗感がある。
省略するなら「スケート」でいいじゃないか。

言葉を省略することは別に悪いことだとは思わないが、
日本人の省略感覚はどうも乱暴すぎる気がする。
そこには背景を完全に無視していて、どこか小馬鹿にしてるように思えてならない。
もっと当事者達を考慮した上で省略して欲しいものです。

結局、周りの人達が世に馴染みやすいというだけで、
勝手にそう言って盛り上げてはその後ガムの様に吐き捨ててしまう。

あ、過去に、そんな歌ありました。
mighty mighty "throw away"って曲は
「〜彼女は僕をガムの様に吐き捨ててしまう〜」みたいな内容だったっけ。

今回のレコードは「Trash Can」と付くくらいだから、
結局最後はゴミ箱行きの話で落ち着いてもよろしいかと…

Trash Can Sinatras "CAKE"
Tracan.jpg
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Sweet &Mellow Lovers Rock
ARIWA音源のSteppers 神野村くんによるmix CD

ダブ、レゲエ、ラバーズは好きなのだけれど、
あまりよくわからなかったので、結局いくつか好みのものを15年以上も
聴き回しているだけ。

そんな自分には本当にうれしいCD。
このCDと同様に「Slow Beat Dub #2」(Steppers mix)もすごく好きです。

なかなか、この手のレコードとかって素人が手を出すには難しくて、
とにかくどこに行ってどれ買えばいいか分からないから、結局有名な人の
レコードいくつか買ってそれでしのぐ、ってのが相場(自分がそう)。
だからこの様なCDは本当にありがたい。
よくわからないオムニバス盤買うのもなんか抵抗あるし。
そう思っていた同じ様な人、またそうでない人にも激しくおすすめします。
オフィシャル盤だから手に入りやすいところもいいですね。

Mixed by steppers "sweet & mellow lovers rock"
stepp.jpg

Steppers神野村くんと言えば、
10年以上も探し続けていた(積極的ではなかったけれど)TIKIMANて人の作品を
あっさりと出してくれた恩人の様な存在。長く続いた胸のつかえがとれたうえ、
重く太いビートを好きな時に存分に味わえるとは幸せ。
そんな黄色いハンカチのような人、かどうかは分からないけどいつも素晴らしい作品やMIX CDを
僕らに届けてくれるありがたい人。


ところで、
初めてラバーズロックというものを意識して聴いたのは、
いとうせいこうの「渚のアンラッキーボーイズ」、これ本当、名曲。
途中のペットソロが本当に泣けるほど切ない曲で、歌詞もそんな感じ。
深夜のテレビ番組でミュートビートをバックにこの曲を歌っていたのはもう20年以上も前の夏。

どうしようもない童貞映画の主題歌だったので、7インチシングルで出ていたはずなのに
出会えず困っていたところ、毎週欠かさず見ていたTV「HYBRID CHILD」のオープニングテーマ曲
「BODY BLOW」にカップリングされてCD再発されていた(随分前ですけど)おかげで
夏になると棚から引っぱり出せます。
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RED
久しく聴いていなかったLesley Duncan。

どうして買ったのか、なぜ知ったのか全く記憶がないのだけれど、
すごく好きなレコード。

後になって、PINK FROYD "Darkside of the moon"にコーラスで
参加していたことを知り、なんだかとても嬉しかった。

ドライブや夜風の涼しい時に聴くとすごく心地良いA1。

偶然、このレコードとsade"kiss of life"(For sale incのteppeiにもらった)
が並んだことで、同じ類いのジャケットであることに気づく。

意識したのかどうかは全く分からないが(多分偶然)、
なんだかうれしい発見だ。

こういう発見があるのはレコードに限らず楽しいもので、
作者の意図や趣向が見えてより作品や作者が身近になる気がする。

これはレコード同士だけれど、それが全く違うものだったりすると、
多少大げさな表現だけれど、「世紀の大発見」でもしたかの様に喜んでしまう。

以前、LAの美術館でマグリット展を見た時に、
ナイアガラレコード(大瀧詠一)のロゴがマグリットのサインから
来ているのであろうことを発見し、非常に関心したことがある。

好きなものや興味を持ったものの中に共通点や尊敬の念が見えたりすることは、
先人達が関心を持ったものをどのように作品に昇華させていたのかを知ることができ、非常に勉強になる。
また、自分がそこに出会えたことは、先人達から評価を頂いた様な気持ちにもなる。

RED.jpg
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Compactlogy
今回のアルバムを制作する際に、いろいろなレコードやCDを改めて聴き返し、
中でも印象に残ったものや直接的にアルバムに影響を与えたものをここに
挙げていきます。

本などでよくある「参考文献」というところでしょうか。

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これは内容よりも、全体的な雰囲気や気持ちなどです。
とにかくジャケットが異常に好き。


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オルガンの音を聴き込んだ。


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こちらは、雰囲気と質感を意識して聴き込んだ。


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"above the cloud"の柔らかさといったら…


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ラストのオルゴールの曲の存在価値といったら…


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学ぶことの多いDVD。


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"come down easy"に取り憑かれる。


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ルーリードはすごい、の一言。


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この人の存在で首くくった人、首くくるのやめた人、僕は後者。


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このアルバムの存在自体を常に意識してしまう。


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歌詞を理解せずとも聴くだけでメッセージ性の強いアルバムだとわかってしまうすごさ。


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ポップ感がたまらなく好き。


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Guitar Demo Ver.はとてつもなく切なく、何度と鳴く胸を締め付けられる。
その想いを05に。

002.jpg
高校時代、ここに全てが詰まってると思った。その想いを05に。

画像はないが、
PINK FROYD「狂気」
これほどまでに人を虜にするアルバムは未だ無い。

これ以外にもいろいろあるとは思うのですが、明確ではないのでこの辺で。
coldplayの影響は出ていると自分では思います。
ブルーノ・ムナーリの作品集とか。

これらは単純に、
サンプリングしたとか、コードやフレーズやメロディーを使ったということではなく
「これまで生きるうえで支えになったもの=アルバム制作には欠かせないもの」
という意味を含みます。

機会があれば是非聴いて欲しいものです。
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